熊本県の阿蘇にある
阿蘇ファームビレッジ
現在600棟近く建っています。
ドームハウスは、木材・鉄・コンクリートに次ぐ第4の新素材と言われる特殊発泡ポリスチレン(Expanded Poly-Styrene、EPS)を構造材として開発された半球型の建物です。
ドームハウスは 断熱性に優れ.非常に軽く形状が半球体の為地震・強風に強いというのが大きなポイントです。
また、材料が特に軽い為施工期間が極めて短縮出来、材料製作時に特殊な加工がなされ耐腐食・耐白蟻・活性酸素抑制 シックハウスも心配ありません。
このような特徴を持ち、型枠成型されたピースの組み合わせにより建物形状の自由度も高いため、様々な用途に用いることが可能です。
開発は北陸の「お饅頭屋さん」御菓子城加賀藩という 和菓子屋さんが巨額の資金を投じての成果(製菓?)です。
北陸は 金沢工業大学との共同研究により 完成した構造体 素材は数々の試験に耐え 国土交通大臣による認定を取得これからは皆様の周りにあらゆる姿で登場する事になるでしょう。
ドームハウスは厚さ20cmの特殊発泡ポリスチレンを構造体とする建物建物全体がドーム型で空気循環に優れています。人工の空調を最小限に抑えた健康的な建物です。
1 シックハウス対策済み
2 抗酸化物質配合素材
3 優れた空気循環
4 ホルムアルデヒド不使用
特殊発泡ポリスチレンは 外の熱を極めて通し難く、室内の冷気・暖気を逃しません。厚さが20cmとなれば断熱性は抜群 寒さ暑さ灼熱の砂漠 極寒の極地でも活躍できるポテンシャルを有しています。 ドームハウス素材の場合 95%が空気です。その為温度・湿度の変化を伝達しにくい訳です。その上内外を特殊な皮膜で覆っている為効果がより一層高められているという事です。
特殊発泡ポリスチレンは特殊塗装が施されており、基本的に 木材のように 腐りません。 鉄のように錆びません。 木材のように白蟻に侵されません。
一般的には 発泡ポリスチレンは紫外線・薬品・熱に弱いとされています。 しかし 表面保護をする事で イメージ一新 今では国土交通大臣認定を頂ける耐久性を持っている訳です。
風を流し逆らわず、事が起きても動じず、騒がず難を逃れる 修行を積んだ武人の様 と例えてみました。
極めて軽量で 内部には柱や梁が無い為 横揺れ 縦揺れにも極めて有効です。
縦揺れにも
横揺れにも
形状からも想像できますよね。 流線型の半球状態ですから地表面360度どの方向から風を受けても基本的に 風を流してしまいます。世間の厳しい風も案外サラリと受け流すかも知れません。 台風も強風ももっとも抵抗の少ない状況で立ち向かいます。
風速45m以上の強風地帯でも多少の補強は必要となりますが、建築は可能です。
![]() 山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば 角が立つ。 情に 棹 させば流される。意地を 通せば 窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 by 漱石 |
![]() ドームの底部は内側に向かって360度カギ状になっており、これをコンクリートで押える事で強い 耐風効果を発揮します。 |
発泡ポリスチレンは素材特性として圧縮力に大変強い点が挙げられます。
素材の持つ圧縮力の強さとドーム型の強固な構造が 積雪にも優れた適応力を発揮します。
実際には積もりにくい様です。
でもあらゆる場合を想定して検討しています。
雪質にもよりますが、ある程度積もってもなだらかに積もった雪が滑り落ちてゆきます。
外装・塗装面にもよります 滑りやすい外装面だとより一層雪が積もりにくいのが特徴です。
形状柄積もりにくい様な気がします。
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